合宿免許の価格が安い訳

自動車教習所パンフレットやホームページなどを見ていると、通学で免許を所得するよりも合宿免許の方が価格が安くなっている事に気が付くと思います。
合宿免許の価格は入校をする日にちや、教習所の場所、または宿泊プランなどによって差はありますが、平均して20万円~25万円という価格設定になっています。
それに対して通学によって運転免許を取得する場合には30万円~という価格が多くみられます。
合宿免許の場合には費用の中には宿泊代や食事代なども含まれています。
それなのに通学よりも価格が安いのは不思議な感じがします。
その価格の安さはどうして成り立っているのでしょう。
そう思った時に考えて欲しいのが、個人旅行とパック旅行です。
個人旅行とは宿泊、移動など全てをご自身が手配をして旅行をする事です。
それに対してパック旅行というのは、宿泊、食事、移動代などがすべてコミコミ、中には観光地巡りまでついているパック旅行もあるのですが、それでも個人旅行よりも価格がグッと抑えられています。
このパック旅行は旅行会社と航空会社、あるいは鉄道会社などが提携をしている、宿泊先の旅館やホテルと提携をしているいう理由があるからこそ成り立つ料金なのですが、例えば、航空会社にしてみれば、空席のまま飛行機を飛ばして空気を運ぶよりも、例え低価格でもある程度の料金を得る事ができる団体客を乗せた方が良いという話しはよく聞く話しで、合宿免許の場合も同様に考えてもらえれば、価格が安く設定をされている意味が解るかと思います。
夏休みや春休みといった入校者が集まる期間はともかく、それ以外の季節には入校者の人数というのは限られています。
そうした時期に低価格の合宿免許を設定する事で、空席をなくす事ができれば、教習所側にとってもメリットになるという訳です。
また春休みや夏休みといった期間でも、講習時間を午前中や午後といった日中の時間に上手に割り振る事で、受講生の大勢集まる時間と被らないようにする事で、その時期の合宿免許の受講生の受付も可能となっているのです。
こうした教習所側の経営努力によって合宿免許は成り立っていると言えるでしょう。